都会と田舎のあいだ

茨城県稲敷市での生活日記

廃校が野菜工場に生まれ変わる

全国的に子供の減少で廃校が増えるなか、

廃校活用が多くの自治体の課題となっている。

 

茨城県稲敷市にある2013年に廃校になった新東小学校では、

2015年の3月末から野菜工場に生まれ変わる準備をしています。

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先日、運営を行うTWマネージメントと企業誘致推進室の計らいで、

工場見学をさせていただきました。

 

外見は、普通の小学校となんら変わらず、

中に入っても、セキュリティーのドアが沢山ある以外は当時のまま。

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しかし、教室に入ってみると・・・・

なんと!!!!!!!

 

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教室の中は20度以上て保たれていて、ちょうど良い温度。

水かチョロチョロと流れる音がしていて、

なんだか『風の谷のナウシカ』に出てくるお城の地下にある、

植物研究室を思い出しました。

 

それにしても、

宮崎駿さんは1980年代に密室で光をあてれば水耕栽培で植物が育つ

空間を予測してたんだなぁと驚かされます。

きっと、宮崎駿さんは未来人なのではないでしょうか・・・

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話しを戻しますが、

映画の中のワンシーンに突然入ったかのようで驚きました。

 

ここの野菜の栽培方はLED電球を利用し、

電力を削減して野菜を密室型の工場として栽培しているとの事でした。

天候や病害虫に左右されず、無農薬で安全安心な野菜の栽培をコンセプトとし、

今は実験的にバジル栽培を行っているそうです。

 

今回はバジルの収穫と、野菜本体と水が触れないようにひかれている、

発泡スチロールに付着した藻の掃除をお手伝いさせていただきました。

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バジルは、大きく育っていましたが、

茎から葉まで柔らかくて美味しそう。

これでバジルソースを作ったら絶品だと思いますよ♪

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これは、試しに植えた貝割れ大根だそう。

大きい・・・・

 

学校が廃校になってしまうのは寂しいことですが、

こうして新たな場所として生まれ変わることは素敵なことだなぁと思います。

 

稲敷市は未来への意欲にみちあふれた素敵な街だなと感じます。

 

こんな素敵な稲敷市で働けること感謝です。