都会と田舎のあいだ

茨城県稲敷市での生活日記

いなのすけどら焼き

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最近小学校の国語の教科書に『町の幸福論~コミュニティデザインを考える』という授業があるらしく。

稲敷市にある鳩崎小学校の6年生の教室で地域おこし協力隊として話す機会をもらった。

鳩崎小学校の6年生は現在19名で、小学校は来年度には廃校になるのが決まっている。

 

1回目の授業では、子供たち一人一人が稲敷市の魅力について考え発表をしてくれた。

稲敷には自慢できるイベントが沢山ある!」

稲敷には沢山のB級グルメが眠っている!」

稲敷徳川家康が来たことがある!」

稲敷には農薬を減らし栽培している安心なミルキークイーンというお米がある!」

子供たちの言葉ひとつひとつに未来を感じる。

 

2回目の授業では、稲敷の未来について自分たちに何ができるか提案をする。

バス利用や商店街の空き店舗、霞ヶ浦の水質、オオヒシクイの保護などについて提案してくれた。

この中で、子供たちが実際に商店街の活性化でいなのすけのパンケーキを売りたいという話が来た。

協力隊として活動するなか、自分の信念としていつも思っているのが「思いを形にするのが仕事」が地域おこしの姿では無いかと思っている。

 

商店街にある和菓子屋さんに協力してもらい、

限定200個でいなのすけどら焼きを1日だけ商店街で売ることができた。

朝から大盛況で行列ができ、当日50個追加でも足りないほどの人気商品となった。

 

いなのすけどら焼きが商店街を盛り上げる、ヒット商品にいつかなる日もそう遠く無い未来だと子供たちが教えくれた気がする。

 

地域おこしには年齢は関係無い、発想力と柔軟性が重要。