帰る故郷を戻る故郷に。
お盆の最後の日に、
小学校の同級生と集まることになった。
多くの同級生が中学生ぶりのなか、
話していくうちに、忘れていた思い出が蘇る。
何かのドラマに出てくるみたいに、
「小学校行ってみる?」と話になり、
同級生の車に乗り込み、小学校の通学路を車で走る。
「あれ?こんなに道狭かったっけ?」
「あんなに長く感じた道、車で通ると早いんだね」
「昔、ここの広場で寄り道してたよな」
といろんな記憶が溢れ出てきていた。
小学校に着くと、
よく遊んでいた校庭やミニ水族館などは変わっていたが、
校庭の遊具などは今も残っていた。
茨城県を9年離れていた私は、
9年間小学校の記憶を出すことはなかった。
茨城県に戻って来たからこそ、
今回皆に会うことができ、
自分を改めて振り返ることが出来た気がした。
聞くと、多くの同級生が茨城を離れ仕事をしているという。
私が茨城県に戻って地域おこしの仕事をしようと思ったのも、
『茨城県の良さを知ってもらいたい!』『自分の故郷を盛り上げたい』
そんな気持ちからだった。
同級生たちが、「茨城に戻ろう」と思えるように、
少しでも茨城の良さを伝えていければと思う。